最近の私はパソコンがメインになってきていて
ほとんど書いたりするのがめっきり減りました。
ふと、手書きとタイピングに差があるのかに疑問に思い、
「どっちの方がいいのかな?」
と思ったので、調べてみたお話です。
アメリカでのとある研究
比較方法は、大学生を対象に
パソコンを使いタイピングでメモをとるグループと
ノートにペンで書く方法をとったグループでの比較を行いました。
実験の内容は、一般的には知られていないであろうかつ興味を引くであろうプレゼンを見てもらい、どれだけ内容を覚えているかを比較する実験になります。
結果としては、
パソコンにタイピングでメモしたグループに比べ、
ノートにペンで書いたグループの方がより内容を覚えていました。
勝者:ノートにペンで書いたグループ
ノートにペンで書くと脳が活発になり働く
パソコンでタイピングするのと比較して、
ノート等にペンで書くという行動は
脳神経の働きが活発になるということも分かっているそうです。
脳科学教育研究所所長の桑原清四郎氏のお言葉です。
文字を書くときには、指先を繊細に動かすために、脳はとても集中します。
脳の神経細胞・ニューロンは、標的細胞に向かって伸びるので、その集中がいいんですね。
これがパソコンやスマホ・携帯電話と大きく違うところです。パソコンのキーボードを打つときに、指先に繊細な命令を送ることはしないので、脳への刺激が少ないんです。
よく暗記するには『書くのが一番』と言われますが、それは本当なんです。だから、いつも文字を書いている人の方が、物忘れが少ないのです。
キーボードを打って入力するという作業は単純なので、
脳への刺激という点ではさほど効果的ではないらしいです。
キーボードで入力するよりもペンで手書きをする方が脳への刺激があり良いです。
ですので、
お子さんがいるご家庭ではしっかりと文字を書かせるように、
また大人の場合、脳の老化を遅らせる効果もあると言われています。
まとめ
手書き と タイピングで比較すると
・記憶に残しておきたいなら手書き
・手書きは脳が活発になる。想像力も豊かになる
・手書きは老化防止にもなる
・手書きの方が脳への刺激が多い
とこんな感じでしょうか。
ただパソコン(スマホの場合もありますか)で入力する方が速いので、
うまく使い分けていきたいところです。
私の場合は
・記憶に残したい
・考えを整理
・何かを想像する(作文とか案を出すとか)
といったケースは手書きの方がいいのかな。
と思った次第であります。
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