Visual Studio Code(VS Code)でPythonが使えるようセットアップしました。
その備忘録として残しておきます。
Homebrew
Homebrewのインストール
HomeBrewの公式サイトにあるコマンドをターミナルで実行します。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
/usr/local 以下に保存されていくと思います。変更を行う前にパスワードが聞かれます。
無事にインストールされたらbrew コマンドが使えるようになります。
お試しでターミナルでhelpを叩いてみてください。
brew help
うまくいってない場合は、
brew: comand not found
と出てしまいます。
上記が出た場合はターミナルを一度閉じて、再度ターミナルを立ち上げて試してみましょう。
他には、Homebrewのインストールに入力ミスやエラーがないかを確認しましょう。
HomeBrewの更新
時々更新してあげましょう。
brew update
pyenv
pyenvのインストール
pyenvとは、Pythonのバージョン管理ツールです。
複数のバージョンの使い分けが簡単にできるようになります。
brewでインストールできます。
brew install pyenv
pyenv にパスを通すため、.bash_profileを編集します。
ターミナル操作のopenコマンドを使ってファイルを開きます。
open ~/.bash_profile
以下の設定を.bash_profileの最後の行に追加で書き込んで保存します。
# pyenv
export PATH="$HOME/.pyenv/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
.bash_profileをターミナルで読み込んで、pyenvの設定を適用させます。
source .bash_profile
無事に適用してみたら、helpで試して動作確認をしてみましょう。
pyenv --help
Python
Pythonのインストール
先ほどインストールしたpyenvを使用します。
インストール可能なバージョンの確認をします。
pyenv install --list
たくさんのバージョンが表示されるかと思います。
3.x系をインストールしたらいいかと思います。
特に必要なバージョンが決まっていないのでしたら3.83を入れておけばいいと思います。
5分くらい?インストールに時間かかるかと思います。
pyenv install 3.83
.pyenv/versions/ 配下にインストールしてきたPythonが保存されます。
Pythonバージョン指定
現在のPythonのバージョンの確認
python --version
macであればおそらく、Python2.7系がデフォルトで設定されています。
pyenvを使って、バージョンを変更します。
globalは、全体的な標準で使用したい場合のバージョンを指定します。
localは、実行したディレクトリ内だけでバージョンが固定されます。
pyenv global 3.83
pyenv local 3.83
もう一度 python –version をするとバージョンが切り替わっているかと思います。
どこのpythonを使用しているのか知りたい場合はwhichコマンドを使いましょう。
which python
pyenvを使用してインストールしたなら /Users/user-name/.pyenv/shims/python と表示されるはずです。
Pythonのアンインストール
pyenvを使用してインストールしたバージョンをアンインストールしたい場合です。
pyenv uninstall 3.0.1
pipインストール
Pythonで使用するライブラリをインストールする方法です。
pipの使い方の練習もかねて、初期で入れておいてもいいと思います。
その前にpip自身をアップグレードします。
pip install -U pip
以下のPythonのライブラリは最低限でも入れておいてもいいかと思います。
pip install numpy
pip install pandas
pip install matplotlib
pip install openpyxl
PyPI
Pythonのよくあるエラーで No module named ‘hogehoge’ がありますが、
pip install でライブラリをインストールすることで解決することがほとんどです。
こちらのサイトで’ hogehoge’ とエラーが表示された文字を検索することで、
インストールの仕方が分かるので最初のうちは活用できるかと思います。
ぜひお試しに上で、先ほどインストールしたであろう「pandas」で検索してみてください。
(pip install pandas でpandas 1.2.1 のインストールができます。)
もちろん「pip install hogehoge」でGoogle検索するのもいいと思います!
Visual Studio Code
VS CodeでPythonの設定
VS Codeを起動し、拡張機能アイコンをクリックして、「python」と検索して、installを実行しましょう。
インストール後「再読み込み」ボタンをクリックすると、インストールした拡張機能が有効になります。
VS CodeにPythonのパスを通す
「command」+「Shift」+「P」でコマンドパレットが表示できます。
「select interpreter」と入力して、Pythonを選択します。
pyenvでPythonをインストールされていれば、選択肢で表示されるはずです。
使用したいPython環境を選択してあげましょう。
まとめ
Pythonの環境設定からVS Codeでも使えるよう設定する方法でした。
あとはコード書いていきながら、
足りていないライブラリはpip installで解決していけば問題ないと思います。
もし、何か足りていない点があれば追記します。コメント等でお知らせください。
良きPython Lifeを!
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