※(2022/2/19追記)
USDTプールがマネーロンダリングや脱税、横領になる可能性があるため、USDTプールは廃止いたしました。
日本の法律上、一個人でやるにはかなりハードルが高そうです。
1つの挑戦としてやったことは残しておきたいため記事としては残しておきます。
廃止理由について書いた記事はこちらになります
この度【 NKR ADA POOL 】は1,000ブロック生成を達成しました。
これもNKRプールにステーキング委任をしてくださっている皆さまの支えがあってのことです。
本当にありがとうございます。
本日の本題として、新しいカルダノステークプールを立ち上げました。
10万ADA以上の保有者専用の【 USDT ADA POOL 】となります。※作業をある程度自動化できたらもう少し下げて対応したいと考えています。
確定申告のことで税金について考え直す機会があり、取得単価の低いADA保有者にとってはステーキング報酬がデメリットになる可能性があると思ったことがきっかけでした。
詳細を知りたい方はこちらの記事をお読みください。
このままだと税金が問題でADAのステーキングを辞めてしまわれる方もいらっしゃると思い、USDTプールを立ち上げることを決めました。
マージン100%のUSDTプールとは
通常のステーキング報酬であればADAが配布されるのですが、今回のUSDTプールでは名前の通りUSDTの配布を考えています。
プールマージンを100%(正確には99.999%)に設定することで一旦全てのADA報酬をプールでお預かりします。
預かったADAをUSDTに替えて、委任者の皆さまに送金させていただきます。
ただ、配布の方法はプログラムによって自動化されているわけではなく、手作業で計算を行い、手作業で送金作業を行います。そのため5日に1回の配布だと作業的に厳しいので、月1の配布で考えており、月末のステーキング日から5日以内に配布をしようかと思っております。
マージン100%となると、払われないのではないのか?
本当にこのプール運営者が信用に値するのか?
ということが少なからず不安があるかと思います。
そこは【 NKR ADA POOL 】で培った信用を落とすことがないよう、USDTプールの管理を責任をもって行い、確実にステーキング報酬としてUSDTを配布をいたしますので、信用していただければと思います!
プール運営のコストは最小の340ADAに設定(固定)をして、
プールマージンは飽和10%単位で変更していこうかと思っています。
飽和 0~10% : プールマージン0.5%
飽和10~20% : プールマージン1.0%
飽和20~30% : プールマージン1.5%
飽和30~40% : プールマージン2.0%
飽和40~50% : プールマージン2.5%
飽和50~60% : プールマージン3.0%
飽和70~80% : プールマージン3.5%
飽和80~90% : プールマージン4.0%
飽和90~100%: プールマージン4.5%
プールマージンが上がっていく理由としましては、
飽和が大きくなるということは委任者が増えてくるということだと思うので、
送金作業や計算のする量が増えてくると思うので段階的に上げさせていただく予定です。
配布するUSDTはプール報酬のADAを売却して作る必要があります。
なので、価格の変動によりUSDT報酬に影響があるかと思います。
ADAの売却は月末にまとめて行う予定ですので、その時のADAの価格に責任は取れませんのでご了承お願いいたします。
メリット・デメリット
USDTプールにステーキング委任する際のメリット・デメリットをまとめておきます。
メリット
- 税金対策になる
- 平均所得単価の計算をしなくて済む
デメリット
- ADAは増えない
- 最低でも一度のやり取りは必須
- USDTのアドレスが必要になる
- ADAの売却タイミングは基本月末になる
- 10万ADA以上の保有者のみ
説明していきます。
メリット
・税金対策になる
USDTプールにステーキング委任する一番のメリットは税金対策です。
理由としましては、ステーキング報酬にUSDTを配布することになるので、ADAを売却しなくてもよくなるからです。
・平均所得単価の計算をしなくて済む
USDTが配布されることで、保有しているADAとステーキング報酬のUSDTで色分けができるようになります。その結果、平均所得単価の計算も必要なくなります。
例: 所得単価1円で100万ADAを保有
仮に所得単価1円で100万ADAを保有していたとしたら、年率5%計算にすると1年の報酬は5万ADAです。
ADAの価格が1年を通してずっと100円だとすると、ステーキング報酬で500万円の所得を得ていることになります。
この時の平均取得単価を割り出します。
平均取得単価 = 使用した金額 ÷ 保有枚数
平均取得単価は上記の式で割り出せますので、
105万ADA ÷ 600万円 = 5.71円
所得単価が1円からステーキング報酬を足すことで、平均取得単価は5.71円に変わりました。
そして、ステーキング報酬の5万ADAを100円で売却した場合の売却益計算はこちらです。
売却益 = (通貨枚数 × 通貨の現在価格) − (通貨枚数 × 平均取得単価)
(5万ADA × 100円) − (5万ADA × 5.71円)
= (500万円) − (285,500円)
= 4,714,500
売却益は約471万円となりました。
この売却益をステーキング報酬と合わせることで所得対象の金額が分かります。
500万 + 471万 = 971万円
手元に残っている金額は500万円にも関わらず、税金対象の所得金額は971万円となってしまいます。
最初のADAの購入金額が小さい場合は、ステーキング報酬を売却した場合は、おそらく税金で利益が飛んでしまいます。(ただ平均所得単価が上がるので、後々の税金が安くなります。)
これが現在の日本の税金の仕組みとなってしまっています。暗号資産同士の売却も全て利確対象となります。
この問題をUSDTを配布することで和らげようと思っています。
100万ADAを委任していただいた方には、ADAが100円の場合は年率5%計算で、500万円分のUSDTを配布することになると思います。※ADAの価格によって配布するUSDTは変動します。
このUSDT配布でしたら、ステーキング報酬と保有しているADAの色分けができるので、平均所得単価の計算も楽になるのと、保有しているADAを売却する必要が少なくなるため、税金対象の所得がだいぶ少なくなると思います。
デメリット
・ADAは増えない
USDT配布になるため、ADAは増えません。
・最低でも一度のやり取りは必須
TwitterのDMにて委任枚数とUSDTのアドレスを教えて欲しいので、最初のやり取りはどうしても必須となります。
・USDTのアドレスが必要になる
海外の暗号資産取引所が必要になるかと思います。バイナンスを開設していたら問題ないです。
・ADAの売却タイミングは基本月末になる
月末にADAを売却することでUSDTを配布いたします。その時のADAの価格によって配布するUSDTは変動します。
ADAが安いと思った場合は配布されたUSDTを使ってADAを購入して貰えれば、たいしたデメリットではないかもしれません。
・10万ADA以上の保有者のみ
どうしても最初は手作業となってしまいますので、委任者の数が多くなりすぎると回らなくなってしまうため、下限設定をしております。作業をある程度自動化することができたら保有枚数を下げる可能性はあります。
運営について
サーバー管理についてはお任せください。
これまでにNKRプールの管理をしてきた経験と、本職にて普段からプログラミングの仕事をしていますので、安心して任せていただければと思います。
月末にUSDT配布の際に、一人一人にDMでUSDTの枚数とドル円をTwitterのDMにてお知らせいたします。
DMすることで履歴が残りますので、確定申告の際の所得を調べる際に見返せば大丈夫なようにしておこうと思います。不要な場合はおっしゃっていただければ廃止いたします。
運営の仕方は試行錯誤をしながらになるかと思います。
こうしてほしいといった要望は、DMしていただければ検討いたしますのでお気軽にご相談ください。
まとめ
USDTが配布されるだけで通常のステーキングとは大きくは変わりません。
いつでもプールの移動していただいても大丈夫ですし、ADA売却をするのももちろん問題ありません。
通常のステーキングに比べると税金面で少し良くなるかと思います。
あとは運営者を信用に値するかどうかだと思いますが、【 NKR ADA POOL 】を1年に渡り運営してきた経験と、日本SPOsギルドコミュニティPoolの一員でもありますので、その信用を決して落とすことのないよう運営していきます。
所得が上がりすぎると累進課税により払う税金も上がってしまいます。
このマージン100%のUSDTプールにより、ステーキングによる所得の部分を少しでも軽減できればと思います。
もし他に疑問点や不明点がある方はTwitterにお気軽にDMしてください。
USDTプール廃止後追記
USDTプールがマネーロンダリングや脱税、横領になる可能性があるため、USDTプールは廃止いたしました。
日本の法律上、個人でやるにはハードルが高いプールでした。。
もし、ステーキング所得が20万を超えてきてステーキングを辞めようと思っている方や、来年の税金が気になるからステーキングを辞めようと思っている方は、こちらの記事も見てみてください。
USDTプールが新しく生まれ変わったプールの紹介となります。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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