都道府県別の年収と書籍購入について
Pythonを用いて相関関係を調べてみました。
下記参考サイトとなります。
年収:https://www.nenshuu.net/prefecture/pre/index_prefecture.php
書籍:https://region-case.com/rank-r1-book/
スクレイピングでデータ収集させていただきました。
年収ランキング順に並べています。
上記URLより確認できます。
よく本を読む人は年収が高い場合が多いらしい。
私の周りには「本読め、本読め」と口うるさく言う人がいませんが、
SNSなど見ていると「本読め、本読め」と書いてあることがあります。
本当によく本を読む人は年収が高いのでしょうか。
地域別の平均年収と平均書籍購入から相関関係を調べてみました。
まずは年収から。
1位:東京
2位:神奈川
3位:愛知
:
46位:沖縄
47位:青森
そして書籍。
1位:埼玉
2位:山口
3位:東京
:
46位:静岡
47位:鹿児島
埼玉の本購入額のランキングが高いのは
もしかしたら通勤に関係しているかもしれません。
都内に電車で通勤・通学している時に読書をしているのでしょうか。
沖縄(35位)はほぼ車社会なので、
本を買う傾向が低い可能性がありそうです。
鹿児島も同じ理由で最下位となっていそうです。
いずれにしても、
移動手段と読書についての相関関係も調べられたらと思います。
鹿児島は年収38位と下位の方となっています。
静岡は年収16位とある程度上位の方にいます。
こうしてみると読書と年収に相関関係があるのか微妙な感じです。
Pythonにはデータ分析に関するライブラリがたくさんあります。
処理の中身は省きますが簡単に相関関係を算出してくれます。
下記がその表となります。
この表は年収(横軸)と書籍購入額(縦軸)の散布図で表したものです。
この表を見る限り、相関関係があると言えそうです。
本を読んだ方が良いというのは
あながち間違ってはいなさそうです。
しかし、ここで注意してほしいのは
あくまでも「傾向」というだけです。
そして、今回使用しているデータはあくまでも「書籍購入額」
図書館で借りて本を読んでいる人を排除していることになります。
必ずしも「本読んでいる=高年収」
ということではなさそうですが「傾向はある」といえそうです。
さらに深堀りして分析してみたい方はキカガクさんから学んでみてはいかがでしょうか。
https://www.kikagaku.ai/campaign/
どうやって年収をあげようか悩んでいたり、
とりあえず「読書」から始めてみるのもいいのかもしれません。
こちらの記事で本を読んでくれるきっかけになってくれたら幸いです。
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